SOLOTEXT

2022.08.26 Fri

『ソロテックス』使いの’47の新作キャップ(機能性を高め、バリエーションも充実!)

1947年、イタリア系移民のアーサー&ヘンリー・ディアンジェロが、レッドソックスの本拠地であるボストンのフェンウェイ・パークで始めたビジネスからスタートしたブランド、’47(フォーティセブン、以下’47)。

小ぶりなシルエットでさまざまなファッションにマッチするキャップで知られ、スポーツ好きのみならず、ファッションやアウトドアの愛好家からも注目を集める同ブランド。その定番モデル、‘47 CLEAN UPに「ソロテックス」が採用されているのをご存知だろうか。

さらに今年から多彩な機能やルックスを備えた「ソロテックス」を使った3型のキャップも加わり、ラインナップをさらに充実させたという。

その経緯に加えて、二子玉川ライズに出店した’47の直営店について、企画から販売まで手掛ける(株)OSMインターナショナル取締役の伊達泰三氏に話を聞いた。

 

「ソロテックス」を採用し始めたきっかけをお教えください。

2019年にグレゴリーとのコラボレーションを行った際、「バックパックやカバンに入れてもシワになりにくいキャップ」を作りたいということになって。その時に「ソロテックス」を紹介して頂いたんです。

その際は‘47 CLEAN UPという’47定番のベーシックな形と、JET CAPという浅めの形の2種を、撥水加工のある「ソロテックス」で製作したのですが、それが非常にヒットしまして。それ以降、「ソロテックス」を使った‘47 CLEAN UPは定番のラインナップとして継続しています。

 

定番として展開して以降の評判は?

’47のキャップの特徴として、少し浅めのシルエットというのがあるんですが、その形に「ソロテックス」が柔らかくフィットして、男性女性を問わずかぶりやすく、脱げにくいという声が多いですね。また、撥水性があるので雨の日にも重宝するし、夏でも涼しく軽い。昨今のアウトドア需要もあって非常に好評を頂くとともに、「ソロテックス」の機能性が、’47のキャップの快適さを更に向上させていると感じています。

 

そして今年から、バリエーション豊かな「ソロテックス」を採用した3型のキャップもラインナップに加わりました。

’47は、アメリカで生まれたスポーツライフスタイルブランド。日本における「スポーツライフスタイル」に使えるキャップとは何か、と考えた際に、お子さんとともに野球やサッカーを楽しんだり、試合を観戦したりする際や、毎日のランニング、週末のアウトドアなど、多様なシーンで役立てることのできるものではないかと思ったんです。

そんなシーンで機能的に使えるキャップを充実させたいと考えていた際、ひとくちに「ソロテックス」といっても非常に多彩なバリエーションがあることを知って。これならさまざまな機能を付加させつつ、’47のラインナップを充実させることができるな、と考えて製作しました。

 

それでは、新しく展開する3種の「ソロテックス」使いのキャップをご紹介ください。

このツイルキャップは、ソフトでストレッチ性に優れたツイル生地の「ソロテックス」を採用しています。ツイルならではのしっかりとした生地感と天然素材のようなドライな質感に、「ソロテックス」ならではのストレッチがプラスされて、快適なかぶり心地。きれいなシルエットと上品でカジュアルな雰囲気を楽しむことができます。

そしてこちらは「ソロテックス」と吸水速乾ポリエステルの「カルキュロ」を組み合わせた生地を使用したキャップ。「ソロテックス」ならではの形態回復性やストレッチ性などはそのままに、ランニングやスポーツなどの際にも蒸れにくく、すぐに乾く。しっかりとした生地感で、どんなシーンにも馴染むルックスに仕上がっています。

 

さらに原着のリサイクルポリエステルと「ソロテックス」を組み合わせる事で、まるでデニムの様な雰囲気を実現した生地を採用したキャップも。

この生地はデニムの産地として知られる福山で織っていることもあり、非常にいい質感ですよね。肉厚でデニムの雰囲気をしっかりと表現していて、産地が違うとこんなにも違うのか、という仕上がり。

しかも「ソロテックス」ならではのストレッチ性も効いていて、美しいフォルムを保つことができて色落ちもしにくい。写真のネイビーとライトブルーの他、ブラックもご用意しているので、ぜひお店で手に取ってみて欲しいですね。

 

そしてこの3月、日本初の’47の直営店が二子玉川ライズに出店となりました。

‘47は30~40代のファミリー層をペルソナとして設定しており、老若男女どんな方でも親しんで頂けるブランドを目指しています。そのため、渋谷や原宿というよりはもう少し日常に近い場所をスタート地点に設定したいな、と考えて、二子玉川の蔦屋書店で2年連続ポップアップストアを開催したんです。その際のお客様の反応が非常に良かったこともあり、二子玉川ライズさんから出店のお声がけを頂いて。日本で初めての直営店をオープンするに至りました。

 

直営店は、お客様の声を直に聞ける場としても非常に有効ですよね。

「ソロテックス」のようにさまざまな機能性が付加されたキャップであれば、スタッフとしてもシーンやTPOに合わせて提案をしやすいんです。

お客さんに対して繰り返し説明するにつれ、スタッフも「ソロテックス」の強みを感じているようですね。ストレッチ性はもちろん、シワになりにくいし、非常にきれいな色を表現できて風合いもいい。まさに「ソロテックス」のサイトにある通りだな、と。

これだけの機能性がプラスされていれば、以前’47のキャップを購入して頂いたお客様でも「今回はアウトドア用に『ソロテックス』のものを買おうかな」とリピート買いをして頂けると思いますね。さらに定番化したストレッチ&撥水の「ソロテックス」のキャップを気に入ってくれた方から見ても、新シリーズはさらに機能性がプラスされるとともに風合いも異なるため、新鮮なアイテムとして受け入れて頂けるのではないかと考えています。

 

今後さらに「ソロテックス」にプラスして欲しい機能性などはありますか?

さらに抗菌や防臭の機能が加わればいいな、と思いますね。キャップ全体はもちろん、匂いの付きやすい頭周りのテープ部分などにも施されていればいいのではと。

「ソロテックス」に抗菌や防臭などの機能性も加われば、さらに魅力的なキャップを作る事ができるはず。帝人フロンティアさんの技術力に、期待しています。