SOLOTEXT

2024.09.02 Mon

高機能なアーバンユニフォームで人気のDESCENTE ALLTERRAIN I/Oが、次に狙う「ソロテックス」とは。

高機能防水ダウンジャケット「水沢ダウン」を始めとした「真のモノづくり」にこだわったアイテムが評判となり、いまや世界的な人気を博しているブランド、DESCENTE ALLTERRAIN。

2023年にはアーバンユニフォームラインとしてDESCENTE ALLTERRAIN I/O(以下ALLTERRAIN I/O)もスタートし、ON/OFFで活用できる汎用性と利便性から、国内外で評判となっている。

その定番であるシャツに使用されているのが、ストレッチ性能に優れイージーケアな「ソロテックス」。その採用の理由について、デサントジャパン マーケティング1課 課長の山内洋佑氏に話を聞いた。


ALLTERRAIN I/Oのコンセプトについてお教えください。

今回紹介するALLTERRAIN I/Oは、2023年のSSシーズンからローンチした、24時間365日、ON/OFFのシーンで着用できる機能的なアーバンユニフォームラインです。

いま私が着用しているセットアップをメインに、襟付きのシャツやTシャツをコーディネートするという形を基本にラインナップされており、非常に好評をいただいています。

日常をより快適に過ごすためのアイテムであるALLTERRAIN I/Oにとって、製品の機能性は非常に重要です。このシャツは、2023年のFWシーズンから「ソロテックス」をミックスした素材を採用し、定番として展開しており、柔らかなタッチやキックバックのよさ、そしてノーアイロンでもシワになりにくいといった機能性で、快適な着用感とイージーケアを実現しています。

 

ベーシックでありながら、非常に美しいシルエットですね。

ありがとうございます。気持ち緩めのシルエットで、ジャケットのインでも一枚でも美しく見えるよう、パターンにはかなりこだわっています。日本国内のシャツを得意としている工場で仕立てており、縫製のクオリティもかなり高いのではと自負しております。

 

程よくハリ感もあって、体のラインが綺麗に見えますね。

シルエットは、ドレスとカジュアルのちょうど間を狙っているんです。さらに首もとのボタンを開けた時にも綺麗に見えるようにデザインされていたり、ボタンの色も生地の色と合わせていたりと、細かなディテールまで配慮しています。

 

カラーバリエーションを並べてみても、ALLTERRAIN I/Oらしい雰囲気。

黒・ネイビーを基本に、シーズンごとにトレンドカラーを加えており、2024年の秋冬はチャコールグレー・バーガンディもプラスされています。

 

シャツといえば白のイメージですが、作られていない理由などはあるのでしょうか?

ジャケットやパンツとのトータルコーディネートで考えた時に、白はALLTERRAIN I/Oのコンセプトとマッチしないと考えて、あえて外しているんです。

 

この春夏にリリースされたカーゴショーツやシャツなども好調のようですね。

どちらも「ソロテックス」ならではのストレッチが効いているだけでなく、雨を弾くはっ水加工も施されているため、さまざまなシーンでご活用いただいているようです。こちらはブラック・ネイビー・グリーンの3色展開で、セットアップでの着用もおすすめです。

 

今後「ソロテックス」をこういう風に使っていきたいという展望などはありますか?

ゆくゆくはパンツやアウターなどにも「ソロテックス」の採用を検討していければと思っています。薄手のシェルジャケットなどもいいですね。

さらに、インナーに着るニットなども、「ソロテックス」をミックスすることでイージーケアで型崩れしづらいなどの機能性をプラスしていければと考えています。

 

「ソロテックス」の機能性に関する要望などはありますでしょうか?

ここ最近は夏が非常に暑く、期間も長くなってきているため、シャツやTシャツなどのインナー系のアイテムを強化していきたいと考えています。

機能的な面で言うと、通勤や移動時間に汗をかくことも多いため、加工や糸に練り込んだ形で防臭や抗菌効果を備えた「ソロテックス」があればいいのではと思いますね。

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