英国の名門ブランド「マッキントッシュのDNAを受け継ぎながら、現代のライフスタイルに寄り添ったトータルブランド「マッキントッシュ ロンドン」。
ブランドを象徴する定番アウター「バーウィック」に加え、春夏シーズンにはリネンシャツにも「ソロテックス」を採用、上質な質感と高い機能性で好評を得ているという。
同ブランドが「ソロテックス」を採用した理由や、この冬注目のアウター「ビルトン」の魅力、さらに「ソロテックス」への今後の期待まで話を聞いた。
世界初の完全防水ファブリックを使ったコートで知られる英国のブランド「マッキントッシュ」のトータルラインとして2015年に誕生したブランドが「マッキントッシュロンドン」です。「マッキントッシュ」がアウターウェアのブランドであるのに対し、「マッキントッシュロンドン」はコートやスーツからワンピースにTシャツまで、ウィメンズ&メンズのトータルアイテムを展開するブランドとなっています。
ラグジュアリーからセミラグジュアリーなアイテムを好みつつ、快適な着用感を求める顧客に向けたブランドです。いわゆるディフュージョンブランドではなく、「マッキントッシュ」と「マッキントッシュロンドン」は同格と位置付けております。

素材を採用する際には、デザインとのマッチングを最優先に考えています。天然繊維・合成繊維に関わらず、デザインに馴染みながら、品格を上げる素材を採用するようにしていますね。さらに着用感や扱いやすさなどの機能性も重視しています。そういった意味で、「ソロテックス」は美しさと機能性を兼ね備えており、「マッキントッシュロンドン」にもふさわしい素材だと思っています。
ブランドの定番としてリリースし続けている人気モデル「バーウィック」を2023年にリニューアルしたタイミングで、「ソロテックス」を使わせてもらったんです。
採用の決め手は「発色の良さ」と「上品な質感」でした。ポリエステル由来でありながら、ここまで綺麗に発色する素材はないと思います。さらにこの生地はMade in Japanにこだわり高密度に織り上げられた質感も非常に良く、ベンタイルのような上質感もあって完璧な仕上がり。デザインやパーツとの相性もよく、これまで以上に売上が跳ねまして。今回で3シーズン目の採用となりました。

ソロテックスを芯にして周りをリネンで巻いた構造で、見た目はリネンでありながら、「ソロテックス」の機能性がプラスされています。 リネンの質感や、接触冷感・吸水速乾という機能はそのままに、ストレッチ性があってシワになりにくいという魅力に溢れた素材ですね。シャツは好評のため2026年も継続となり、さらにリネン×「ソロテックス」のパンツもリリースされることとなりました。

こちらも「バーウィック」と同じく、高級感のある「ソロテックス」を高密度で織り上げた生地を採用しています。ヨコ方向にほどよいストレッチ性があり、シワになりにくく上品で艶のある質感。スタンドカラーのシンプルなデザインで、より素材の良さが際立つかと思います。
さらにボア素材のライナーは着脱可能で、ライナー単体でベストとして着用することはもちろん、コートの上に着用することで着こなしにトレンド感をプラスすることも可能。秋から春までスリーシーズンを通じてご愛用いただけるアイテムとなっております。

非常に評判のいい素材なので、収納力のあるハンティング風ジャケットなど、さまざまなアウターで展開できればと考えています。さらに小物などで採用するのもよさそうですよね。リネン素材とミックスした「ソロテックス」使いのアイテムも好評なため、今後はウールやコットンなど、天然素材と「ソロテックス」をミックスした素材なども使っていければと思います。
より環境にやさしい「ソロテックス」ができればいいなと思いますね。現在でも、植物由来原料とリサイクル原料を組み合わせた「ソロテックス® エコハイブリッド」などあるかと思いますが、現状では再生素材100%には届いていないとのこと。海外、特にヨーロッパでは環境に対する意識が非常に高いため、欧州シェアを狙うためにもリサイクル率の向上は必須なのではと思います。
加えて、中空の構造で軽い「ソロテックス」や、「ソロテックス」の短繊維とコットンをミックスした生地などができれば、さらに活用できる領域が広がるのではないかと思いますね。
色々と要望をあげてしまいましたが、それもさまざまな可能性を秘めた「ソロテックス」だからこそ。今後とも、ファッション性と機能性、さらにSDGsにも配慮された「ソロテックス」に期待しています。