SOLOTEXT

2020.03.18 Wed

「Begin」編集長がセレクト。「ソロテックス」の名品がジェイアール名古屋タカシマヤ & タカシマヤゲートタワーモールに集結

ジェイアール名古屋タカシマヤとタカシマヤ ゲートタワーモールにおいて、3月18日(水)→3月31日(火)まで開催される「ソロテックス フェア」。

そこで紹介されるアイテム群は、デザインや機能性はもちろんのこと、素材やディテールなどに対しても確固たる審美眼を持つことで知られる雑誌「Begin」の編集長・光木拓也氏によるセレクトだという。

ブランドものを好む一方で、機能性やコストパフォーマンスにもシビアだという
地域性で知られる名古屋において、「ソロテックス」はどのように受け入れられるのだろうか。

ジェイアール名古屋タカシマヤ グループマネージャー 渡辺 和博氏と、タカシマヤ ゲートタワーモール グループマネージャー 市川 祐嗣氏にお話を伺った。

雑誌「Begin」とのコラボレーションイベントは今回で3回目とのことですが、イベントを開催されるまでの経緯をお教えください。

ジェイアール名古屋タカシマヤ グループマネージャー 渡辺 和博氏(以下タカシマヤ) 百貨店の自社媒体というのは、どうしても女性のお客様向けに偏ってしまいがちです。そんな中、なんとか男性のお客様に対してもアピールしていきたい、というのが最初の動機でした。その際に、「モノづくり」への溢れんばかりの愛と敬意を誌面で表現しており、発行部数も多い「Begin」様と何か一緒に行えたら、とお声がけさせていただいたのです。

タカシマヤ ゲートタワーモール グループマネージャー 市川 祐嗣氏(以下TGM) この4月17日には開業3周年を迎えるTGMですが、現在の主要顧客は20~30代の女性となっております。そんな中で、効果的にメンズの打ち出しを行えないだろうかと考えていました。その一方で、社として「TGM」と「タカシマヤ」が手をとることでスケールメリットを出せる「2館販促」というものにも力を入れていることもあり、タカシマヤとBeginさんとの取組みにTGMも参加させていただいて。テナント様からも「非常に良いイベントですね」などの反応があり、継続して実施しています。

タカシマヤ 過去にはローカルの特性を活かし、地元「尾州」の生地を各ブランド様に水平展開してモノづくりをしていただいたこともありました。それに続いて、次世代を切り開く画期的な素材「ソロテックス」を取り上げるとともに、各ブランド様のお力も借りて共に商品開発・販売させていただくことで、「ソロテックス」の素材としての素晴らしさをお伝えすることができたら、との思いで取り組んでおります。

これまで実施した「Begin」とのコラボイベントには、どのような方々が来場していましたか?

タカシマヤ まずは雑誌「Begin」の熱心な愛読者の方々ですね。そのほか「普段タカシマヤにはあまり行くことはないけど『Begin』にも載ってるみたいだから行ってみようかな」とご来店いただくお客様も多いようですね。

TGM 主観にはなりますが、普段TGMのセレクトショップを訪れる男性のお客様は、カップルでお越しになる方が多い印象があるんです。でも、「Begin」とのコラボイベントの時には、いい意味でこだわりの強そうな方が一人でお買い物にいらっしゃるのを目にすることが多いように思います。

 

どのような反響がありましたか?

タカシマヤ 各ブランド様の復刻商品は、フェア開催直後に完売することもありましたね。ジェイアール名古屋タカシマヤオリジナルの商品を、雑誌Beginのオフィシャル通販サイト「Begin Market」で同時に販売する時もあるのですが、全国のお客様から多くの注文をいただけて、非常に嬉しく思いましたね。

 

今回、どうして「ソロテックス」にフォーカスしてイベントを実施したのでしょうか?

タカシマヤ 昨今、通勤スタイルがカジュアルな方向へと変化している中で、多くのブランド様がその機能性の高さから注目しているのが「ソロテックス」。「ブランドを横断しながら統一感のあるイベントを行いたい」と考えた際に、最良のテーマになるだろうと思えたからです。

TGM 私たちショッピングモールは百貨店と違い、商品の品揃えに対してテナント様にお願いすることしかできません。そこで「Begin」編集部のお力をお借りしながら、テナント様にも協力をいただいて「ソロテックス」にフォーカスすることで、統一感のあるイベントを作り出すことができたと考えています。

今回のイベントで、力を入れている点などあればお教えください。

TGM 「Begin」とのコラボイベント時には、雑誌掲載された商品を一堂に集めて4階で展示しているのですが、今回は過去最多のコーディネート数となります。そのコーディネートをトータルでお買い上げくださるお客様もいらっしゃるようで、そんなお話を聞くと、非常に嬉しく思いますね。

 

今回のイベントに関して、雑誌「Begin」の編集長やスタッフさんたちの意気込みなどを耳にすることはありますか?

TGM 今回のソロテックスフェアは、営業の担当者と私が東京に出向いて「Begin」の編集長に直接お会いしてお願いし、結果的に実現したものになります。バリエーション豊富な取り扱い商品が誌面にも掲載されていることこそが「Begin」さんの意気込みをあらわしているのではないでしょうか。

タカシマヤ 親愛なる「Begin」チームの皆さんはどんなに忙しくても現場を大切にしてくれます。そして「モノ」への愛に溢れています。予定されていた光木編集長の来店イベントは、残念ながら中止になってしまったのですが、このイベントは編集長をはじめとした「Begin」スタッフの尽力があってこそのもの。今回も成功すること間違いなしなのではと思っております。

 

今回のイベントの中でも特に注目しているアイテムをお教えください。

タカシマヤ まずは〈MACKINTOSH PHILOSOPHY〉のトロッターシリーズのジャケット&パンツですね。出張を意識して機能的にデザインされたシリーズなのですが、「ソロテックス」を採用することで軽さと伸縮性が更に高まり、これ以上の着心地は過去にないのではと思います。

TGM ボタンレスのデザインで、着ているだけでおしゃれにみえる〈JOURNAL STANDARD〉の「ソロテックス」を使用したニットカーディガンには、ペットボトルのリサイクル繊維「エコペット」がMIXされています。スタイリッシュなだけでなく、しっかりと「エコ」にも配慮しているというところが格好いいですよね。

タカシマヤ 〈FRED PERRY〉の代表的アイテムであるポロシャツには、独特のツヤ感が魅力のラミーと綿に「ソロテックス」を組み合わせた素材が使われています。そのためシワになりにくく、ポロシャツの命とも言える襟元や袖をいつでも美しい状態でキープできます。

タカシマヤさらに〈SHIPS〉のランダムアラン クルーネックニットは、カジュアルコーデはもちろん、ジャケットのインに合わせても決まる使い勝手の良い一枚。「ソロテックス」を使用しているので、美しい編地がキープされる点も魅力です。

TGM 〈WILD LIFE TAILOR〉のイージーセットアップには、カルゼ織を施した「ソロテックス」の生地を使用しています。上品な光沢があるので、カジュアルに着やすいだけでなく、高級感もあって素敵です。「ソロテックス」を使用したセットアップでは、〈UNITED ARROWS〉のものにも注目しています。

ご自身の「ソロテックス」に関するイメージや、感じている魅力をお教えください。

TGM 私が百貨店に入社した2000年頃は、そのスタイルが格好良ければ、多少の着心地の悪さや暑さ寒さは我慢して着用する、というような時代だったと思います。今もそれが全くないとは言いませんが、より「着心地」や「快適さ」を求める時代になってきたように感じています。ソフトでストレッチが効いている「ソロテックス」は、そんな時代のニーズに答えていると思いますね。

タカシマヤ さまざまな特徴があり、時代のニーズにも答えている「ソロテックス」は、今後アパレル業界でもさらに規模を拡大していくのではないでしょうか。

 

「ソロテックス」はどんなお客様に好まれていると思いますか?

タカシマヤ 「所有すること」よりも「実際に使うこと」を購買の基準としてお持ちのお客様にも好まれている印象がありますね。

TGM 機能性を重視した商品が人気の時代ですから、若い世代は当然のこと、「きちんと感がありながら、リラックスして着られるアイテムが欲しい」と感じている世代の方も好むのではないかと思います。形態回復性にも優れているので、ジャケット&パンツが一揃えあれば、仕事の出張でもプライベートの旅行でも、必ず活躍してくれるはずです。

 

来場を予定されている方などに、メッセージをお願いします。

タカシマヤ これまで「素材」や「機能性」に注目してお買い物されない方にこそ、来て見てお買い上げいただきたいです。絶対にお気に入りの一着となるアイテムが見つかりますから!

TGM これまでは「気に入ったデザインのものが結果的に機能性の高い商品だった」とか「悩んだ際の最後の判断軸として、機能的に優れているものを選んでいた」方が多かったのではと思うのですが、今後は「素材の機能性」に着目して洋服選びをする方も増えてくるのではないかと思います。「ソロテックス」を使用した商品を実際に手にとって、感じていただくことともに、そのバリエーションの豊富さを知ることができる「ソロテックスフェア」にぜひお越しください。

ジェイアール名古屋タカシマヤ × タカシマヤゲートタワーモール 「ソロテックス」フェア