アウトドア時の衣服を準備するときには、紫外線対策、体温調整、急な雨、汗の処理など、さまざまな点を考慮しなければなりません。ロングTシャツを使うとこれらの対策を一度にできるため、アウトドアにとてもおすすめです。
そこでこのコラムでは、ロングTシャツとはどのようなものなのか、アウトドアに向いている理由、選び方などについてご紹介します。
アウトドアのロングTシャツについて
そもそも、ロングTシャツとはどのような衣服を指すのでしょうか。また、ロングTシャツがなぜアウトドアに向いているのか解説いたします。
ロングTシャツとは
ロングTシャツと呼ばれる衣服には、ロング丈TシャツとロングスリーブTシャツの2種類があります。ロングスリーブとはロング=長い、スリーブ=袖(そで)と和訳されます。つまり、ロングTシャツは長袖Tシャツのことを指し、略して「ロンT」とも呼ばれています。このコラムでは、主にロングスリーブTシャツについて扱っています。
特徴・機能
ロングTシャツは袖(そで)が長いため、腕全体をすっぽりと隠せることが大きな特徴です。日差しの強い夏季には紫外線や虫などから肌を守り、日焼けを予防する効果が期待できます。秋や冬などの肌寒い季節には、防寒の役割も果たします。
アウトドアに向いている理由
アウトドアでは、衣服で紫外線対策や体温調整をすることが大切です。夏場の強い紫外線の下では、半袖TシャツよりもロングTシャツのほうが日焼けを予防できます。真夏の時期では多くの人が半袖Tシャツで過ごしているかと思いますが、紫外線は日焼けやシミの原因だけでなく、疲労にも影響すると考えられています。そのため、ロングTシャツで肌を隠した方が紫外線による疲労の蓄積を防ぐことができます。
また、やや肌寒く感じるけれどもアウターまでは必要ないという微妙な気温の時には、半袖Tシャツの下にロングTシャツを着ることで体温調整ができます。
特に登山では、刻一刻と変わる自然環境に対応するために、レイヤリングと呼ばれる重ね着がおすすめです。ロングTシャツは、基本となるベースレイヤーとして活用されています。
選び方
ロングTシャツのカテゴリに属する衣服であれば、基本的な機能に大きな違いはありません。生地に付与されている機能性を比較して選ぶことになります。アウトドアでのロングTシャツの着こなしは、Tシャツ1枚で着るか、重ね着で着るかの2パターンがあります。
Tシャツ1枚で着る場合には、はっ水性やUVプロテクト機能などの機能が付いているものがおすすめです。重ね着のインナーとして着る場合には、吸汗速乾性やストレッチ性、通気性があるものが適しています。
もちろん、デザイン性も大切ですので、自分好みのサイズ、シルエット、カラー、柄のロングTシャツを選んでみましょう。
おすすめ商品
F/CE.のマイクロフトクルーネックはロータス効果(蓮の葉構造)によりはっ水性を持つ素材を使用したロングTシャツです。急な雨でも気にせずアウトドアを楽しむことができます。また、「ソロテックス」を使用しているためストレッチ性も高く、動きやすいところもアウトドアに向いているアイテムです。
GOLDWINのサーマルロングスリーブTシャツは、吸汗速乾性とUVプロテクト機能(UPF50+、紫外線カット95%以上)を持つので、夏の日差しの下でアウトドアをするときなどにおすすめのアイテムです。
まとめ
ロングTシャツとは長袖のシャツを指し、腕をすっぽりと覆えるために紫外線対策や体温調整に役立つ便利なアイテムといえます。選ぶ際には生地に付与されている機能をチェックして、快適なアウトドアライフを過ごしましょう。