コロナ感染症をきっかけに人気が増えつつあるアウトドア。しかし一口にアウトドアといってもハードなものからライトなものまで幅広くあります。そんな中、アウトドアで着ていく服装に悩んだ経験がある人も多いのではないでしょうか。一方で七分丈パンツは涼やかな印象があり、春から夏にかけて人気の高いアイテムです。
そこで今回はアウトドアに適した七分丈パンツについて、詳しくみていきましょう。
七分丈とは
そもそも七分丈とはどのようなアイテムを指すのでしょうか。まずは定義から確認してみましょう。
七分丈(しちぶたけ)は、洋服の丈の一つで、通常の長さよりも短く、特にパンツやスカートが膝下から足首の中間くらいまでの長さを指します。
七分丈パンツとは
七分丈のパンツは、すねまでの長さであり、動きやすくて涼やかな印象を持たせてくれます。七分丈のパンツに関して詳しくみていきましょう。
スネが見える丈のパンツ
パンツにおける”丈”とはウエストから裾までの長さのことを指しています。そのため「七分丈パンツ」は足の長さに対して6〜8割程度の丈のパンツのこと。スネが見える程度の長さになるため、ロング丈よりも軽快な印象を与えることが特徴です。
ブランドによって呼び方が違うことも
七分丈パンツはクロップドパンツと呼ばれることも。クロップドとは「切り取った」という意味を表しており、ロングパンツに対して丈が短い=切り取られた様子を表しています。その他にもカプリパンツ、サブリナパンツ、アンクルパンツなども似たような丈のパンツを指します。ブランドによって呼び方が違う場合があることも豆知識として知っておくとよいでしょう。
七分丈の持つ効果
軽やかで爽やかな印象を持たせる
七分丈のパンツやスカートは、膝下から足首の中間までの短い丈感があり、軽やかで爽やかな印象を与えます。特に春や夏には、足首を露出させることで、季節感を演出することができます。
体型をスリムに見せる
膝下から足首を露出させることで、足首やふくらはぎの細部が見えやすくなり、視覚的に足の細さを強調することができます。スリムで引き締まった印象を与えることができます。
七分丈パンツが向いているシーン
七分丈はアウトドアで激しく動くときにも適しているように思えます。しかし実はアウトドアのシーンによっては避けたほうが良い場合もあります。適しているシーン、適していないシーンについてみていきましょう。
紫外線対策や虫刺され予防に適している
七分丈パンツはハーフパンツやショートパンツよりも布面積が多いことが特徴。肌に当たる紫外線を軽減したり、虫刺されを予防したりできます。またロング丈パンツよりも涼やかなアイテムであることも忘れてはいけません。これらのメリットを活かせるシーンに適しています。
本格的なアウトドアは避けた方が良い
登山などの本格的なアウトドアでは、ゴツゴツした岩肌への接触や転倒の危険があります。もし肌を露出していると大ケガになることも。衣服に防寒機能や防水機能も求められることから、七分丈パンツを着用するのは避けたほうが良いでしょう。登山のようなハードなアウトドアでは適切なウエアを着用することがおすすめです。
ライトなアウトドアにおすすめ
比較的怪我をする危険が少ないと思われるライト感覚のキャンプや川遊び、草原などを走り回るには動きやすい七分丈パンツがおすすめです。
また、ロング丈パンツよりも涼やかに過ごせることも利点です。川遊びの場合はズボンの裾を捲らずに水に入れるため、ちょっとした手間を減らせます。川の中で激しく動いて濡れてしまうようなシーンでは、ポリエステル素材の七分丈パンツを選ぶと乾きやすくて良いですよ。
まとめ
この記事ではアウトドアに着ていく七分丈パンツのおすすめシーンをご紹介しました。七分丈パンツとは足首やスネが露出する程度の長さのパンツのことです。肌を露出していると怪我をする危険があるため、ハードなアウトドアで着ていくのは避けたほうが良いでしょう。キャンプや川遊びなどのライトなアウトドアであればおすすめです。アウトドアシーンに合った服装でアウトドアを楽しみましょう!