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2022.01.26 Wed HOW TO

ポリエステルのワンピースはどう使う? 特徴を押さえて賢くおしゃれを楽しもう

ワンピースといえば女性用衣服の代表とも言えるアイテムです。フォーマルからカジュアルまで様々なシーンで活用できますが、その素材を気にする人は少ないのではないでしょうか。

そこでこの記事ではポリエステル素材のワンピースの特徴を詳しく解説します。

ポリエステルのワンピースについて

ワンピースの素材にはシルクなどの天然繊維が使われる場合と、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維が使われる場合があります。ポリエステルの特徴を押さえられればワンピースの賢い着こなしにつながるでしょう。

ポリエステルの特徴

「ポリエステル」という名前は聞いたことがあっても特徴まで把握していない方が多いのではないでしょうか。そこで、まずはポリエステルの5つの特徴をご紹介します。

シワになりにくい

ポリエステルは形態安定性に優れる素材なので、シワになりにくい特徴を持っています。そのため、折りたたんで収納するときに気を遣うことも少なく、摩耗にも強く耐久性に優れるので、バッグ等の中で擦れてもキズになりにくいこともメリットといえるでしょう。

乾きやすい

ポリエステルは吸水性が低いので、濡れても乾きやすい素材です。屋外で雨に濡れたとしても、短い時間で乾きます。旅行のような手荷物の量が気になるシーンでは、ワンピース1枚ですむようなコーディネートにすることで、服の数を減らせるでしょう。

お手入れが簡単

天然繊維(シルク)を使ったワンピースは洗濯が難しかったり、害虫の被害があったりとお手入れが大変です。ポリエステルはシワになりにくく、乾きやすいので容易に洗濯できます。ただし取れやすい付属品がある場合や混合されている素材によっては、取扱い表示に「家庭洗濯×」と記載されている場合もあるので注意が必要です。さらにポリエステルは化学繊維のため虫害とも無縁です。

どの季節にも適した素材

撥水加工が付与されていれば小雨程度の雨をしのげたり、織り方の工夫で防透性と通気性の高さを兼ね備えた生地が展開されています。素材独自のメリットだけでなく、加工方法次第でさらに付加価値の高い機能を持つ生地が作られています。

四季の特性に応じた生地も作られていて、オールシーズンで活用できる素材といえるでしょう。

天然繊維と混ぜても使われることも

手触りやソフトな質感は、ポリエステルよりも天然繊維の方が好みという方もいるでしょう。しかし天然繊維はシワになりやすく、虫害があるなど、お手入れに気を遣う必要があることが難点です。ポリエステルと混ぜた生地を使っていれば、天然繊維のデメリット部分を補うことも可能です。

まとめ

ポリエステル素材のワンピースには、シワになりにくい、乾きやすい、お手入れが簡単などのメリットがあります。天然繊維と混ぜたり、編み方の工夫でより良い機能を付与したりできることも特徴の一つ。少ない荷物で旅行に行く場合などには最適のチョイスになるでしょう。素材の特性を踏まえたコーディネートで、おしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。