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2021.04.23 Fri HOW TO

アウトドアにおすすめのブルゾンとは?特徴と選び方を網羅的にご紹介

コロナ渦の中、キャンプやバーベキューなどの家族で楽しめるアウトドアに出かける人が増えています。気温や天候変化の激しい大自然では、アウター選びが大切です。

今回は、おしゃれで多機能なブルゾンの特徴や選び方をご紹介します。

ブルゾンとは

ブルゾンとは、着丈の短いアウターの総称です。一説によると18世紀ごろのフランスの作業用上着「ブルーズ(blouse)」が語源とされています。

ブルゾンの特徴

作業用上着が語源なだけに、シルエットや生地に作業着としての特徴が現れています。動きやすいようにブルゾンは裾が絞られ、ベルトが隠れるくらいのショート丈が主流です。同じ様なシルエットにジャンパーがあります。

ジャンパーも丈の短い上着ですが、ファッション用語としては、ジャンパーは機能性重視、ブルゾンはファッション性を重視した視点で区別して使われています。

代表的なブルゾンでは、米軍のフライトジャケットから派生し、ファッションアイテムとして定着したMA-1。シンプルな見た目からも、狭い軍用機内で様々な機器に干渉しないように、無駄を一切省いたデザインが特徴です。またデニム生地を使用したジージャンもおしゃれアイテムの定番として長く愛されているブルゾンです。

アウトドアにおすすめのブルゾンの選び方

アウトドアを意識したブルゾンを選ぶポイントをご紹介します。

ファッション性

裾、袖のデザインは、ボタンよりもリブやゴム使いのものがおすすめです。身体にフィットして動き易いとともに、隙間からの風の進入を防ぎ、防風防寒に効果的です。

また、ウエストや裾にドローコードと呼ばれる紐を通したデザインは、紐の長さ調節でシルエットを変えることができるので、コーディネートの幅が広がるファッション機能に優れています。

表面だけでなく裏面も表にして使えるリバーシブルは、ブルゾンならではのデザインです。表裏で色や生地が違うので、1枚で2つの着こなしができます。

色選びでは、明るいカラーやアースカラーがカジュアルな印象でアウトドア向きです。黒、グレー、ネイビーなどのダークな色は、トレンドに左右されない定番色。大人っぽい印象を作ってくれるので、普段使いもできるアイテムです。

生地・機能

アウトドア用であれば、天候や気温の変化に対応できる素材が安心です。山や川辺などは街中よりも風が強かったり気温が低かったりすることがあるので、最初の一枚は、防風防寒性があり丈夫で軽量なナイロンやポリエステルなどの合成繊維素材がおすすめです。

撥水機能のあるブルゾンは、急な雨や川辺などで水を弾くとともに防汚対策にもなるので便利です。また長時間着ているので風合いや動きを妨げないストレッチ性も大切です。

例えば、こちらのフード付きリバーシブルブルゾンは、無地面は摩耗耐久性に優れたナイロンを使用しています。プリント面はコットンタッチのポリエステルに高いストレッチ性とソフト感を生む帝人フロンティアの「ソロテックス」をヨコ糸に使用し更にヴィンテージ加工を施した、機能的でおしゃれな商品です。

アウトドアにおすすめのブルゾン

BEAMS PLUS/ビームス プラス
リバーシブル フードブルゾン

ブルゾンの着こなしポイント

ブルゾンコーディネートのシルエットは「Iライン」と「Yライン」がポイントです。

ブルゾン、ボトム共にボリュームを押さえたストレートな「Iライン」はタウン向きです。色目を濃色、モノトーンで統一感を出すと大人っぽい洗練された仕上がりになります。

ゆとりのあるサイズ感のブルゾンなら、タイトなボトムを合わせた「Yライン」シルエットになります。アースカラーや明るい色選びでカジュアルな印象になり、アウトドアにぴったりです。

インナーは長すぎないものを選びましょう。インナーが裾からはみ出ていると子供っぽい印象になり、全体のバランスもとりにくくなってしまいます。

まとめ:大人コーディネートでブルゾンを楽しもう

多機能でおしゃれなブルゾンはアウトドアから普段使いまで大活躍の1枚です。ご自分に合ったブルゾンを取り入れて、コーディネートを楽しみましょう。