会社に慣れて個性を出したファッションを楽しみたいと思っても、オフィスカジュアルにはどんな基準があるのか、わからないとう方が多いのではないでしょうか。今回は、オフィスカジュアルの基本的なことや注意したいポイントをご紹介します。
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オフィスカジュアルの基準は?
オフィスカジュアルとは、スーツやセットアップのような上下同じものではなく、色や素材など異なるものを組み合わせてカジュアルダウンさせたコーディネートのことですが、明確な基準が決められているわけではありません。
基本のビジネスマナーに加えて、その場に相応しい服装であることが基準となります。
揃えておきたい基本アイテム
カーディガン、シャツ、ブラウスのトップスにパンツ、スカートのボトムスの組み合わせが基本になります。
ジャケットを1枚用意しておけば、急な打ち合わせや外出でもきちんと感が出しやすいので、常に持っておくと良いでしょう。
社風に合っていること
業種や会社によってカジュアルのレベルも全く違います。まずは会社の服装規定を確認しましょう。特に会社に厳密な服装規定がない場合は、会社ごとに社風に合わせて周りの先輩を観察したり、相談したりするのが良いでしょう。
特に展示会や営業など、対外的で普段と違う場面での仕事の時は、経験のある先輩に相談するのが一番です。
押さえておきたい2つのポイント
カジュアルと言ってもオフィスでは社会人として、大きく分けて2つのマナーを忘れてはいけません。
場に相応しい
その場所、場面に相応しい服装をしましょう。官庁などの職場とベンチャー企業やアパレルなどでは社風が違うように、カジュアルのレベルも全く違います。
社風に合った服装がその場所にあった服装と言えます。また社内の通常業務より他社訪問、展示会など対外的な場面では、相手に敬意を払う意味でフォーマル度を上げた服装が相応しいでしょう。
清潔感
不快感に大きな影響をあたえるのは身だしなみ、清潔感です。身だしなみはおしゃれ度以上にその人となりを表します。
人の第一印象は6秒で決まることをご存じでしょうか。第一印象でだらしない身なりの人は、仕事もだらしなく感じさせる恐れがあります。清潔感ある服装を心がけましょう。
NGな服装
では具体的にオフィスカジュアルとしてふさわしくない服装を確認しましょう。
露出が多い
前かがみなど日常的な動作で下着が見えそうな深いカットの首周りや、座った時にふとももまで見えてしまうくらいのスカート丈は代表的なNG例です。
肌の露出がないとしても、身体のラインが強調されるシルエット、下着のラインがわかるようなフィット感なども同様にオフィスではふさわしいとはいえません。
カジュアルすぎるアイテム
一般的にはTシャツやタンクトップのようなアイテム、履物では、かかとの固定されないサンダル、ミュールなどもオフィスではカジュアル過ぎるのでNGアイテムとされています。
また、ダメージ加工やムラ染めなどもオフィスには相応しくないデザインといえるでしょう。
華美な色使い
色は人の気持ちに大きく影響します。落ち着いて仕事ができる色を選びましょう。蛍光色やビビットカラーは興奮を呼ぶ色味です。新入社員であれば、パステルトーンや白、紺、ベージュなどのベーシックカラーで落ち着いたフレッシュ感を出すのがおすすめです。
また、主張が強すぎる派手な柄や色使いも落ち着かない雰囲気があるのでNGです。アクセサリーも同様に大振りなインパクトのあるものではなく、小振りなものが良いでしょう。
清潔感に欠けた服装
食べこぼし、襟袖口の黄ばみ黒ずみなどのシミや汚れの付いている服装は絶対にNGです。見た目だけでなく香水など臭いがきつい人も敬遠されます。自分では臭いは気がつきにくいので周囲に確認しましょう。
また、シワや衿などの形がゆがんでいる状態もNGです。洗濯後の干し方やアイロン掛け、保管で余計なシワがつかないよう気を付けましょう。シワには形状回復力のある素材を取り入れることで着用時気にすることもなくケアも楽になります。
おすすめアイテム1
ライナー脱着式で3シーズン活躍する端正なトレンチコート。ストレッチ性やハリコシがありながらソフトな生地はシワになりにくい機能性ポリエステルで、お手入れが簡単です。
おすすめアイテム2
どんなボトムスともおしゃれに合わせられるデザイン性の高いジャケット。ソフトでストレッチ性に富んだイージーな着心地と形態回復性機能で着くずれしない、シワになりにくいポリエステル素材です。リモートワークと出勤のどちらにも対応できる重宝アイテムです。
まとめ:ケアも含めてビジネスマナー
オフィスカジュアルとは周囲との調和の中で個性を出すおしゃれです。マナーとは堅苦しいものではなくは周りを気遣う気持ちが大切です。イージーケアの最新アイテムを上手く取り入れるなど、賢くオフィスカジュアルを楽しみましょう。